
こんにちは。寺子屋ゆずです。
先日の土曜日、寺子屋ゆずの教室で「講師ミーティング」を開催しました!
これまで、講師同士はチャットツールを活用してお子様の申し送りや授業に関する情報をやり取りしてきましたが、勤務日が異なることもあり、全員が顔を合わせて話す機会が少なかったのです。
そんな中、今回4名の講師が一堂に会し、ゆっくりと対話を重ねる貴重な時間となりました。
まずは自己紹介と理念の確認から
ミーティングは、和やかな雰囲気の中での自己紹介から始まりました。
「普段のやりとりはチャットだけだったので、お会いできてうれしいです」「どんな授業をされているのか、聞けるのが楽しみです」──そんな声が自然と飛び交い、そして温かな空気が流れていました。
その後は、寺子屋ゆずが大切にしている理念をあらためて共有。
「ひとりひとりの特性とつまずきに応じた学習支援を行うこと」
「学ぶことの楽しさと、自信を育む場であること」
こうした私たちの原点を再確認し、全員があらためて「この場に集う意味」に気づく時間となりました。
授業の進め方や関わり方について活発な意見交換

後半は、日々の授業の進め方や、お子様との関わり方について活発な意見交換が行われました。
たとえば──
「お子様との信頼関係を築くために、どんな言葉かけをしていますか?」
「お子様が自分なりの方法で問題を解いているとき、どんな声かけをすると前向きなやりとりになりますか?」
といった、具体的な場面を想定しながら、お互いの工夫や感じていることを自由に出し合いました。
一方的な指導ではなく、常に「子どもにとっての最善とは何か」を軸に置いている講師ばかりであることに、教室長の私としてもとても心強さを感じました。
講師の言葉に見る、寺子屋ゆずの理念の実践
なかでも、講師それぞれの言葉がとても印象に残りました。
ある先生はこう語ってくれました。
「お子様に対して、絶対に嘘をつかないようにしています。」
大人にとっては些細に思えることでも、子どもたちはしっかりと見て、感じ取っています。誠実であろうとする姿勢が、信頼関係の土台になるのだと改めて気づかされました。
また、別の先生はこのように話してくれました。
「お子様が自分にとって必要な方法を選びやすいように、選択肢を多く提示するよう心がけています。」
学びには、その子に合った“道筋”があります。ひとつの正解に縛るのではなく、「自分で選べる」ことが、お子様の自信と意欲につながっていく。
まさに寺子屋ゆずの理念そのもののようなお話でした。
こうした言葉が自然と出てくることに、日々子どもたちと丁寧に向き合ってくださっている様子が浮かびます。
チームで支える学びの場づくりへ
今回のミーティングを通して、講師同士の距離がぐっと縮まり、「チームとして、お子様一人ひとりを支えていこう」という気持ちが強くなったことを感じました。
寺子屋ゆずは、ただ勉強を教える場所ではありません。
一人ひとりの「わかった!」を大切にしながら、「学ぶって楽しい」と感じられる時間をつくること。
そして、そこから「自分にもできる!」という気持ちを育み、自己肯定感を高めていき、そして「苦手なことにも挑戦してみようと思える勇気を育てる」ことを何よりも大切にしています。
そのために寺子屋ゆずは、少し自信をなくしたお子さんが、「自分のことが好きになる」ことを体験していただける場所であるべきだと、あたらめて感じました。
だからこそ、私達講師が、ともに学び合い、チーム力を高めあえる関係であるべきだと思っています。
今後も定期的にこのような対話の機会を持ちながら、子どもたちにとっての“安心して学べる場所”を、講師一同で築いていきます。
これからも寺子屋ゆずをよろしくお願いいたします。