子どもを変える前に、私たちが大切にしていること

はじめに

こんにちは。ゆずグループ代表の西村猛です。

寺子屋ゆずには、日々さまざまなご相談が寄せられます。

「勉強ができるようになってほしい」

「落ち着いて座れるようになってほしい」

「学校生活がうまくいくようになってほしい」

どれも、お子さんを思うからこその願いです。私たちも、お子さんの成長を願う気持ちは保護者の皆さまと同じです。


寺子屋ゆずは、単に勉強を教える場所でも、できないことを練習して克服する場所でもありません。

私たちが大切にしているのは、「子どもを変えること」よりも、「子どもを理解すること」です。


世の中にはさまざまな支援の形があります。

学習指導を中心とする場所もあれば、行動面へのアプローチを重視する場所もあります。厳しいルールの中で力を伸ばしていく支援もあります。

どれが正しい、どれが間違っているという話ではありません。

大切なのは、その子とご家庭に合っているかどうかです。


この記事では、寺子屋ゆずが大切にしている支援の考え方についてお伝えしたいと思います。

私たちは「できないこと」だけを見ていません

例えば、

  • 勉強に集中できない
  • 宿題を嫌がる
  • 落ち着いて座っていられない
  • 文字を書くことを嫌がる

こうした姿があったとき、私たちは「もっと頑張ろう」「もっと練習しよう」と考える前に、「なぜ難しいのだろう」と考えます。

姿勢の問題かもしれません。

言葉の理解の難しさかもしれません。

不安や緊張が影響しているのかもしれません。


同じ行動に見えても、その背景はお子さんによって異なります。

だからこそ、まず子どもを理解することを大切にしています。

子どもには本来、伸びる力があります

寺子屋ゆずでは、子どもの成長を「びっくり箱」に例えることがあります。

びっくり箱の中には、本来飛び出そうとするバネがあります。私たちは、そのバネが子ども自身の持つ成長する力だと考えています。


支援者の役割は、そのバネを無理やり引っ張ることではありません。

飛び出しにくくしている蓋や重りがあるなら、それを見つけていくことです。


例えば、姿勢の不安定さや言葉の理解の難しさ、不安や失敗経験の積み重ねが、その子の力を発揮しにくくしていることがあります。

だから私たちは、「もっと頑張らせること」ではなく、「力を発揮しやすい状態をつくること」を大切にしています。

お約束できないことがあります

私たちは、

  • 必ず座れるようになります
  • 必ず成績が上がります
  • 必ず学校で困らなくなります

といったお約束はしていません。

それは責任を避けたいからではありません。


子どもの成長は、家庭や学校での経験、人との関わり、その時々の気持ちなど、多くの要素が重なりながら進んでいくものだからです。

私たちにできるのは、お子さんに合った関わり方や環境を考え続けることです。

結果を保証することではなく、その子の成長を支えることを大切にしています。

合うご家庭もあれば、合わないご家庭もあります

世の中にはさまざまな支援の形があります。

繰り返し練習することを重視する支援もありますし、明確なルールの中で力を伸ばしていく支援もあります。

どれが正しい、どれが間違っているという話ではありません。


大切なのは、その子とご家庭に合っているかどうかです。


寺子屋ゆずの考え方が合うご家庭もあれば、別の支援の方が合うご家庭もあると思います。

だから私たちは、「どの支援が優れているか」ではなく、「その子に合っているか」を大切にしたいと考えています。

最後に

寺子屋ゆずは、すべてのご期待にお応えできる場所ではありません。

だからこそ、「どうすればできるようになるか」を考える前に、「なぜ難しいのか」を理解することを大切にしています。


お子さんを決めつけず、目の前の姿を丁寧に見つめること。

そして、保護者の方と一緒に考えながら、その子らしい成長を支えていくこと。

それが、寺子屋ゆずの考える支援です。