【寺子屋ゆず式学習指導方法】学習のつまずきを見つけ、つまずきを改善させることで学習力の向上につなげます

こんにちは。寺子屋ゆずの西村千織です。

4月から開講し、1ヶ月が過ぎました。

4月に入会されたお子様達も講師とも少しずつ慣れてきて、楽しくやりとりしながら授業が進んでいます。

寺子屋ゆずでは、お子様のつまずきポイントを評価し課題を設定していきます。

つまずきポイントとは、誤りの要因となるところです。

知識不足からの誤りなのか、焦りからのケアレスミスなのか、もっと違うところに要因があるのか等々、様々な角度から考えていきます。

例えば、国語の文章読解が難しい場合を考えてみましょう。

実は文章読解力に課題があるとは限らないのです。

その背景には以下のような理由が考えられます。一部を挙げてみますね。

• 特殊音節（拗音「ゃ」「ゅ」「ょ」など）の読み書きが誤りが見られたり、時間がかかったりする。
• 読む際に、文から単語の抽出が難しく意味がとりにくいあるいは時間がかかる。
• 語彙の意味がわからないため、文の意味も理解しにくい。
• 読む際に、読み飛ばしがあるまたはどこを読んでいるのか分からなくなる。
• 答えがわかっていても、書くことに時間がかかり、答えを忘れてしまう。

上記のようなつまずきポイントを見つけられたら、まずはそのつまずきポイントに立ち戻って、その部分を課題と考えていきます。

文章問題を100問しても課題は解決しないのです。

まずは、簡単にクリアできる課題を見つけて、一段一段階段を登るように、着実に分かるところを繰り返し取り組んでいきます。

達成感や成功感が持てると、次へのモチベーションが高まります。

お子様なりの「できた！」「わかった！」を講師の先生と一緒に見つけていく作業を、寺子屋ゆずでは積み重ねています。

その課題と向き合うために、プリントやノート以外の教材を使うこともあります。

ノートに書くことは嫌でも、ホワイトボードになら書いてみることで気持ちが高まるなら、それもOKです。

先生と一緒に書きながら、会話も弾むし、アイデアも出てきます（苦手なものも最後は自分で取り組んじゃうことも多々見られます！）。

このように、寺子屋ゆずでは、楽しみながら学習効果を目指しています。